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こんにちは、元専業アフィリエイターで現在WebエンジニアのYUUKIです。
僕は未経験から独学でプログラミングを学び、転職活動を始めて1ヶ月で転職成功させました。
転職活動ではWeb系企業を中心に、合計で10社程面接を受けた経緯があります。今回は、そんな数多くの面接を経験したYUUKIが、面接で受けた質問とその時の回答をまとめました。
未経験からプログラミングを学んで、エンジニア転職を成功させたい方の参考になれば幸いです。
質問は大枠で3つ
最初に、どのような質問が多かったか。大枠で3つのカテゴリーに分けてみます。
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各カテゴリー別に、多かった質問をまとめていきます。
志望企業について
志望企業についての質問は、企業に対する興味や、あなたの人物像が企業にマッチしているかをみています。
嘘は付くとバレますが、かといって正直過ぎても不快にさせるかもしれないので、なるべく好感を持たれるような答え方を心がけた方がいいでしょう。
数あるWeb系企業の中で弊社を選んだ理由を教えて下さい
志望動機の質問ですね。これは、どの企業でも100%聞かれます。企業側は、あなたが志望企業に対してどの程度興味を持っているのか知りたいのです。それに対して、僕はこう答えました。

〇〇は他に比べて〇〇の強みを持っており、その点が自分が目指す理想像でもあり、かつ前職の〇〇の経験が活かせると思ったからです。
まぁ、ありきたりな回答ですねw
企業理念や強みは、会社のWebサイトやブログに掲載されています。この点を事前に確認しておいて、自分の経験と強みを関連付けて話すといいと思います。恐らく、一番選考に響いてきますので、事前の情報収集は命です。
弊社のサービスの〇〇はご存知ですか?
事業内容に関する質問です。
これは自社開発、又はサービスを主要事業にしている会社だとほぼ100%聞かれます。
当然、面接官はこっちがサービスを知りつくしている前提で聞いてきますので、初めて聞いたような答え方をすると印象は悪いです。僕は知っていると答えた上で、興味のある点や類似サービスとの違いを挙げました。
ただ、マイナーなサービスを挙げられた時は分からなかったので、その時は素直に分からないと答えました。(面接官の印象がぐっと悪くなったのを覚えています)
弊社で扱っている技術のうち、使ったことのある/知っているものを教えて下さい
これは会社が保有している技術と求職者のスキルに、ミスマッチが起きないかの口頭確認です。
職務経歴書を見てください、と言いたくなりますが素直に答えましょう。相手がどの程度会社が扱う技術に興味あるかを見ています。見栄張ると墓穴を掘るので、素直に答えた方がよいです。
あなたについて
あなたの人物像が会社の社風に合うのかを見ています。
これは正直に答えた方がいいです。でないと、社風の合わない企業に入って無理をすることになります。
何故プログラミングを始めようと思いましたか
プログラミングの適正を判断する質問です。僕はこう答えました。

仮想通貨ブログを運営していく中で、仮想通貨の仕組みを知りたいと思ったのと、同時にブログではなくWebサービスを作ってサービスの裏側を知りたいと思ったのがキッカケです。
これは、目的があって始めたことを話した方がいいでしょう。僕の場合は目的がはっきりしているので、この質問で困ったことはありませんでした。
逆にNGな回答例はこちら。
「お金を稼ぎたい」
「流行っているから」
「フリーランスエンジニアになりたいから」
お金が目的だったり、動機が薄い場合は「直ぐ飽きて辞めてしまいそう」と思われるので注意が必要です。
将来的なキャリアの理想像はありますか
キャリアパスの考えをみる質問ですね。
この質問には、「長く勤めてくれるか」「下流(コーディング)だけでなく上流工程や他の業務に興味があるか」といった意図が隠されています。
僕はこう答えました。

フルスタックエンジニアになりたいです。
フルスタックエンジニアとは、インフラ、サーバー、フロント、データベース、セキュリティなど、開発に必要な技術を全て理解し担当できるエンジニアのことを指します。
NG回答例はこちらです。
「凄腕のプログラマーになりたい」
プログラマーは最悪外注すればいいので、プログラミングしかやりたくないエンジニアを企業は求めていないです。僕も実際に「コーディングに専念したい」ような趣旨の回答をしたら落とされました。コーディングに専念したいのならフリーランスになるのがオススメです。
ポートフォリオのコンセプトと、何故この作品なのか教えて下さい
ポートフォリオを用意した場合、高確率で聞かれます。
サービスを設計する能力や、クライアント目線で開発できる能力を問われています。
これは、自分の経験談と照らし合わせて答えるといいでしょう。僕の場合は老舗食堂に特化した口コミサイトをポートフォリオとして用意していたので、こう答えました。

普段から老舗食堂を探していましたが、食べログなどのサイトではチェーン店との判別が付きにくく探すのが大変だったので、老舗食堂に特化した口コミサイトを作りました。
NG回答例はこちらです。
「スクールの課題だったから」
「お金を稼げると思ったから」
2つとも、クライアント目線でサービスを作るという点からかけ離れているので、このような回答は控えましょう。
正社員を目指している理由は?あなたのやりたいことは業務委託でも実現できるのでは?
これも意外に多く聞かれました。
そもそも未経験からフリーランスとか無理だろと思いましたが、ここは正社員でしか達成出来ないことを挙げましょう。僕はこう答えました。

組織の中でキャリアアップを目指したいと思い正社員を志望しました。業務委託だと会社の業務をこなすだけで、会社のより深い業務に携わっていけないと感じからです。
僕は前職がフリーランスだったので、フリーランスのデメリットを知っています。フリーランスは一匹狼なので、正社員のように組織の中で人として成長していくことは期待出来ません。
対して、正社員であれば会社の経営方針を深く知ることが出来、かつキャリアアップにも繋がります。
このように、正社員でなくてはならない理由は予め考えておきましょう。
普段の生活スタイルを教えて下さい
普段から勉強しているか問われています。
なるべく普段から勉強していることがわかるような回答の仕方をしましょう。
僕はこう答えました。

Webサービス開発や、開発に必要な勉強をしています。
技術的な質問
職務経歴書に学習した内容を書いているとは思いますが、書類は眉唾(未経験なら尚更)なので、口頭でスキルの確認を取るために聞かれることは多かったです。
僕はWebサーバーサイドエンジニア志望だったので、Webとサーバーに関する質問を中心に受けました。技術に関する質問は、対策のしようがないので、ここでは聞かれた質問だけまとめます。
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流石に全部答えるのは厳しいです。
ただし、自分が志望する職種で主要な技術は説明できるようにしておきましょう。
最後に、質問ありますか?
最後に必ず聞かれます。
勿論、質問したほうが印象はよくなります。
ここでは、募集要項に書いていない、口頭でしか聞けない気になっていることを質問しましょう。
給料体系、使用言語、職場の人間関係、年齢層、などなど・・・。
特に、開発環境に関することは聞いておいた方がいいでしょう。レガシーな環境の可能性もありますし、自分が理想とする開発スタイルとかけ離れている可能性もあります。僕の場合はちょっと特殊で、創業社長が面接に出てくることが多かったので、なるべく起業時の話や将来的なビジョンを聞いてました。
未経験からエンジニア転職の面接でよくある質問のまとめ
面接で重要なのは、情報収集と自己分析です。
技術だけに特化していていも、エンジニア転職は成功しません。
会社があなたに何を求めているのか、しっかりと考え抜いた上で準備をし、面接に挑みましょう。