人材業界のビジネスモデル4つをまとめてみる。早期退職者が多い?

転職

久々にアフィリエイターっぽいタイトルをつけてみました、元専業アフィリエイターでエンジニアのYUUKIです。

近況ですが、最近転職をしました。

実は今回の転職で2年半続けたエンジニアを辞めて、Webディレクターへジョブチェンジすることになります。元々エンジニアになったのは、将来的に大きなスケールでメディア運営を行うために必要な技術力を身に付けたいという思いからでしたが、そろそろジョブチェンジしてもいいかなと思い今回に転職に踏み切った訳です。

さて話は代わり、現在人材業界について勉強している最中ですが、人材業界を調べている中で「やばい」「やめとけ」といったネガティブなキーワードを多く目にします。早期退職者も多い業界ですが何がそんなにやばいのか、これから人材業界を目指す人が不安に思っているでしょうから、僕なりに調べたので、人材業界の仕事内容を交えつつやばいと言われる理由をまとめました。

人材業界の仕事内容

まずは人材業界の業務内容について理解しましょう。

人材業界には大きく分けて以下の4つの仕事があります。

人材紹介 人材広告
人材派遣 人材コンサルティング

各仕事のビジネスモデルを説明します。

人材紹介

人材紹介は、人材を募集している企業に求職者を紹介して手数料を貰う仕事です。

求職者に経歴や希望職種を聞いた上で合った仕事を紹介するCA(キャリアドバイザー)と企業に求める人物像や採用計画をヒアリングして合った人材を紹介するRA(リクルーティングアドバイザー)の二つがあります。

通常はRAが企業にヒアリングして求人票を作成し、CAが求人票に合った人材を見つけて企業に紹介する流れになっており、企業側と求職者側とで分業しているのですが、規模が小さい会社だとCAとRAを一人で担当する両面型のアドバイザーがいることもあり、その場合は求人票作成から求職者を紹介する流れを一気通貫して行います。

手数料は求職者内定先の年収30%から35%が相場と言われています。つまり、年収300万でマッチングさせたらそのうちの3割〜3割5分、約100万円が人材紹介会社に入ってきます。また、企業が求める人材が希少性の高い案件であれば、事前に企業から着手金という形でお金をもらい、人材を紹介できなくても返金が不要なリテインサーチと呼ばれる手法で契約することもあります。

人材派遣

自社で抱える人材を派遣して、派遣社員の給料の一部を貰う仕事です。

単発型の派遣と長期型の派遣の2種類があり、単発型では引っ越しや飲食、イベントスタッフなど比較的単純作業に特化した仕事が多く、長期型ではエンジニアやデザイナーなどの専門的なスキルが必要な仕事が多いです。

最近はコンサルティングやプロジェクトマネジメントなどの月単価が100万円を超える高額な派遣も伸びてきており、派遣社員=低スキル といった概念はなくなりつつあります。

人材広告

リクナビやマイナビのような人材紹介サイトに、求人情報を載せませんかと企業に営業して広告料を貰う仕事です。

人材募集している会社にテレアポする仕事がメインになるので、ノルマがきつく大変でもあります。人材業界に入ってくる新人は最初は人材広告を任せられることが多いです。

広告料は事前に企業からお金を貰って掲載する前払い型と、一人採用につきいくら貰うという成果報酬型の二種類があります。

サイト以外にも、就活イベントを開いて企業に参加してもらい出展料を貰う仕事もあります。最近はサイトよりもイベントの方が伸びているというデータもあるようです。

人材コンサルティング

企業の評価制度や人事戦略、採用計画をコンサルティングしてコンサル料を貰う仕事です。

人事戦略を立てるためにコンサルティングする仕事や、研修教材を売ったり研修講師として社員を指導する仕事など、多様多種な仕事があります。

やばいと言われるのは営業

主に人材業界でヤバいと言われる職種は営業です。なぜなら、人材業界の営業はノルマが厳しいからです。

特に、人材紹介、人材広告はその利益率の高さから、競合が多く、営業マンが契約を取るのは大変です。

また、労働集約型の仕事になるので10年、20年続ける人は少なく、ある程度営業のスキルを付けたら別の業界に転職したり、独立する人が多いようです。だから早期退職者が多く、人材業界の営業マンには若い人が多いのです。

向いてない人がやると地獄だと思う

人材業界の仕事には向き不向きがあります。向いている人は、人が好きという特徴があります。人が好きだから、相手の話をしっかりと聞けて人の気持ちが読める為、相手が求めている答えを導き出すことができ、結果営業に強くなります。逆に向いていない人は、人に興味がない人。人に興味がないから相手が望んでいることがわからず、空回りしてしまい結果独りよがりな営業になってしまいます。

人材業界は、自分ひとりで営業をするのではありません。違う業界の営業担当とも情報交換を積極的に行い、時には自分の専門外の顧客を他の営業担当に紹介したり、逆に他の営業担当から顧客を回してもらったりすることもあります。そうやって周囲に価値を与えることで、「この顧客は自分の専門外だな・・・〇〇さんに合ってそうだから〇〇さんに紹介しよう」と評判が上がり、どんどん自分にチャンスが回ってきます。

逆に他の人に顧客を回したくない、なんて考えたり、このノウハウは自分だけ知っておこう、なんて情報を共有せずに隠していると次第に周囲から孤立していき、結果営業も上手くいかなくなってしまいます。

そのような、性悪説を持っているような人は向いていないですね。

魅力があるからこの人に仕事を頼みたいと同僚からも評価されている人が出来る営業マンなのです。

別に人材業界はやばくない。結果を出せば給料も高くおすすめ

人材業界の魅力は利益率の高さです。先程もお伝えした通り人材紹介は企業に紹介した求職者の年収の30%から35%を貰えます。この売上単価が日経企業だと平均150万円、外資系企業だと平均250万円ともいわれており、さらに仕入れ値がゼロ(商品は人なので)なので、30%を超える利益率を出す会社もあります。

それだけ利益率が高ければ、当然社員の給料も高いです。結果を出せば、どんどん昇給するため、20代で年収1千万円を超える人もいます。

この給料の高さは魅力的ですよね。人材業界に向いてる人なら結果を出しやすいと思うので、ぜひ興味があれば人材紹介会社にエントリーしてほしいです。

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人材業界の求人広告の営業の仕事も豊富にあります。ぜひ自分にあった会社を選んでみてください。

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この記事を書いた人

元専業アフィリエイター・ブロガー。
現在はWebエンジニアの27歳。
運営メディアは月間150万pvを超えたことも。

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