LPIC101に合格したので参考書や難易度・勉強時間をお話します【level1】

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LPIC-1の勉強方法を初心者向けに解説!101と102試験対策

こんにちは、YUUKIです。最近忙しくてブログ更新出来てませんでした。4ヶ月ぶりの投稿です。
さて、今回はLinuxの試験LPICについての記事です。

5月にLinux EssentialsというLinuxの初級試験を受験し、合格したと以前記事を書きましたが、この度LPIC 101というLinux Essentialsよりもワンランク上の試験にチャレンジしました。

結果、600点で合格出来ました!

合格後に貰ったレポート


合格するのは思ってたより大変でした。ですので、これから試験合格を目指す方達向けに、試験勉強に使用した参考者や試験の難易度、そして勉強時間をまとめていきます。

そもそもLPIC 101とは?

Linuxの説明は不要だと思うので、LPICについて簡単に説明します。

LPICとは、Linux Professional Institute(LPI)というカナダに本部を構える非営利組織が運営している、Linux技術者の認定試験です。特徴として、ベンダーやメーカーに依存しない中立な立ち位置をとっていること、世界規模で試験が実施されていること、が挙げられます。

LPICの試験はLevel1、Level2、Level3の3つのレベルに分かれています。

Level1は101、102の両方合格で認定。Level2はLevel1認定と201、202の両方合格で認定。Level3はLPIC2認定と301、302、304のいずれか一つ合格することで認定を受けることができます。受験資格はLPIC1、LPIC2、LPIC3それぞれ特になく誰でも受けれますが、Level2の認定はLevel1を所有していることが前提、Level3の認定はLevel2を所有していることが前提となります。(一つずつレベルアップしていくイメージですね)

私が今回受けたのは一番最初の101です。102から先に受けても問題ないようですが、特に理由もないので101から受験しました。

使用した参考書と勉強方法

受験にあたり揃えた参考書は以下の2冊です。


借りたり買ってもらったりしたので、実質タダで入手しました。ワシ賢い(どうでもいい)
参考書以外にも、PIng-tというベンダー試験を主に取り扱っているIT資格学習サイトで勉強しました。

Ping-t
AWS、CCNA/CCNP、LinuC、LPIC、Linux Essentials、HTML5、OSS-DB、ITパスポート、オラクルマスター、ITILの試験合格を目指す人を応援する学習サイト(登録ユーザ25万人)です。 ユーザ登録をすると、無料でCCNA WEB問題集(600問以上)やLPIC Lv1問題集(5...

勉強方法は、ぶっちゃけほぼPing-tをやり込んだだけで、Linux教科書(あずき本) LPICレベル1とスピードマスターは殆どやってません。あずき本は101範囲を一周ぱらっと読んだだけで、スピードマスターに関しては30ページほどやっただけ笑いかにPing-tが優れているかが分かると思います。

おすすめの勉強法は、

①最初にPing-tやる
 ・全分野を金にし、平均9割超えるまでやり込む。
  →VirtualBox(実機)でコマンド打って挙動を確認する(CentOS、Ubuntu両方やったほうがよい)
 ・コマ問を全問正解するまでやる
 ・試験1週間前から模擬試験を解く。9割超えなければ、苦手な問題の解説を読み込む
②スピードマスターやる
③あずき本を暇な時にみる

ですかね。

Ping-tには一番力を入れて取り組みましょう。スピードマスターも、本番に近い問題が載ってるのでこちらもやっておきましょう。あずき本はやらなくてもいいですが、情報量が一番多いので読んでおくと安心です。

追記:LPIC102の試験対策にUdemyの講座を見ているのですが、動画で講義受けながら、実機を用いた演習問題もこなせるのでかなり効果的です。
あずき本とほぼ同じ内容を取り扱っているので、最初にPing-tやる前のインプットとして受講することをおすすめします!

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LPIC 101の難易度

僕の体感からお伝えします。結論から言うと、LPIC101の難易度は

普通自動車学科試験<<<ITパスポート・Linux Essentials<<PHP7技術者認定初級試験<LPIC101<<<<基本情報技術者試験

です。(ITパスポートだけ受講経験なしですが、周囲の話を聞いてこの位置にしました)


え、意外に難易度高い?

どうでしょう。僕は免許みたいに2日3日で受からないけど、勉強すれば誰でも合格できる試験だと思いました。

その理由は、問題が選択式でかつ長文問題や記述問題は出題されないので、読解力を必要としない試験だからです。ですので、頭悪くても事前勉強を抜かりなくやれば受かります。

基本情報のように、試験日が決まっている訳ではないので、自分で試験日を選べるのもポイントですね。自分のペースで勉強出来ます。

合格に必要な勉強時間

・Linuxに触れたことがなければ200時間。
・lsやmvなど基本コマンドを使いこなせる人なら100時間。
・経験者でデュアルブートで動かしてます、とかシェル書けるよ、という人なら、30時間かなと。

僕はだらだら勉強したので2ヶ月掛かってしまいましたが、集中して毎日3時間程度やれば1ヶ月で受かるかなとは思います。

あと、Linuxに触れずに実機ナシで合格しようと思ってる人がいたらやめとけと伝えたいです。暗記が得意なら問題ないけど、LInuxの膨大なコマンド、オプションを、Linuxを使わずイメージ無しで覚えるのは大変です。LinuxはVirtualboxインストールしてCentOSのイメージを入れればMacでもWIndowsでも使えるので、是非試してみてください。Facebookでアカウント開設するレベルで簡単なので。

受験時の様子

最近LPICは自宅からでも試験を受けられるようになったそうです。ただ、僕は会場で受けたい派なので、秋葉原のテストセンターに申し込みました。試験日は9/21。テストセンターに向かうと、人が大量にいてコロナで皆手に職つけようと頑張ってんだなーと思い自分も頑張らなきゃという気持ちになりました。試験前にはあいかわらずの面倒なサイン。何枚かの紙に書いて、はりきった気持ちで挑みました。

しかし、本番試験にはPing-tには出てこない問題が予想より多く出てきて、受験中「落ちたわ」「また受けよう」と半ば諦めモードでした。。。ほんとに難しい!

結果、600点でギリギリ合格できました。前日にPing-tのコマ問をやり込んだのが成果として出たようです。一安心。

LPIC101を受ける皆さんへ


本番には選択式だけでなく、コマンドを入力する問題も何問か出てくるので、コマ問はしっかりとやり込んでおきましょう。

また、問題集の解説はしっかりと読み込んで、なぜこの問題がこの選択なのか、口で説明できるぐらい理解できるようにしましょう。

LPIC101受験まとめ

・使用した教材はPIng-tと、あずき本 スピードマスターの2冊。Ping-tの演習問題とコマ問が重要。スピマスもやっとくと良い。あずき本はやらなても良いが、やっておくと安心。

・難易度はITパスポートよりは1段階難しく、基本情報技術者よりは1段階優しい。

・勉強時間は30時間〜200時間。初心者は2ヶ月ぐらい、経験者でも1ヶ月は必要。

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この記事を書いた人

元専業アフィリエイター・ブロガー。
現在はWebエンジニアの27歳。
運営メディアは月間150万pvを超えたことも。

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