YouTube版はこちら!
最近朝活(笑)を始めたYUUKIです。
先日、LPIC101の試験に合格したことをお伝えしましたが、丁度2ヶ月経ってLPIC102も受けてきて、2回目の受験で合格したので、受験対策をお伝えします。
正直、1回目で落ちるとは思わなかったので、落ちた経験からもこれから試験受ける方の参考になる話ができれば幸いです。
LPIC102の概要
運営団体 | LPI |
合格ライン | 500/800。約65%で合格 |
試験方式 | CBT(PC試験)。オンライン受験も可 |
申し込み先 | ピアソンVUE |
試験時間 | 90分 |
問題数 | 60問 |
再受験 | 2回目は1週間後から可能。3回目から1ヶ月後から可能。 |
合格に使用した参考書と勉強法
参考書は、Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 一冊のみ。
よく使われてるあずき本は時間掛かりそうなんで読みませんでした。
参考書以外にも、ping-tというベンダー試験向け試験対策サイトをやり込みました。
合計で金になるまで2周したかも。
勉強の中で意識したことは、2つ。
1つは、解説を読み込むということ。
問題と解答の丸暗記では受からないと思ってたので、「なぜこの選択肢は違うのか?」「この解答は論理的に矛盾がないか?」を追求し、腑に落ちない点は納得できるまで調べました。
2つ目は、実機を触って挙動を確認したこと
問題を解くだけより、実機を触って確認した方が記憶の定着率が上がるので、とにかくコマンド打って覚えるようにしました。特にcronの日付の設定や、Sendmailの構成、ssh,sshdの仕組みは触ることで覚えられた気がします。
テクニック的なことで言うと、Ping-tのコマ問というコマンドを打って回答する問題をやり込みました。
特に効いたのが、コマ問→ping-tの問題、という順番で学習する方法。先にコマンドを覚えて、次にコマンドの具体的な内容の理解を深めることで、学習の効率が上がったと思います。
受験勉強も同じですけど、①まずやる②理解を深める の順番が効率良いですね。
なぜ一度落ちたのか?
一度目の点数は480/800で不合格。
勉強不足が一番の理由です。一度目はping-t一周しただけで、スピマスも半分ぐらいしかできてなかった。
落ちてからの勉強の中で理解を深められたので、ギリギリで受からなくて良かったと思います。
二度目は630/800で合格しました。
LPIC102の難易度
巷では、「101より102の方が簡単」と言われています。
実際はどうなんでしょうか?
僕の感想は「102の方が難しかった」です。
何が難しかったのかと言うと、問題の内容です。
102の方が、101よりも細かい内容を聞かれます。
たとえば、101ではコマンドのオプションを丸暗記していれば答えられた問題も、
102ではオプションの使用用途まで聞かれたりするので、実際に運用している所まで想像できないと正解できないと思います。
ただ、シェルやネットワークなど101より実務的な問題が多く出題されるので、実務で使用している方からすると101よりも楽かもしれません。ですが、間違いなく問題の質は101より高いですね。(地頭力が多少試されるかも。。)
暗記量 101>>102
試験難易度 102>>101
というイメージでしょうか。
で、他の試験と比べるとどうかと言うと
普通自動車学科試験<<<ITパスポート・Linux Essentials<<PHP7技術者認定初級試験<LPIC101<<LPIC102<<基本情報技術者試験
こんな所でしょうか。難しいとは言っても、エンジニアの登竜門試験である基本情報技術者試験よりは簡単ですね。
合格に必要な勉強時間
101と変わらないかと思います。参考までに
試験結果
試験を受けてみて
今回も会場に出向いて受けました。自宅からでも受けられるみたいですけど、会場で受けないとやる気上がらないんですよね。
試験会場は西日暮里の試験センター。暖房効きすぎて暑すぎでした笑。30分ぐらいで解いて最後に20分ほど見直し。
見直し中にIPアドレスの計算が間違ってたことに気付いたので見直し大事ですね。
余談ですが、試験結果って落ちても日本語で落ちましたとは表示されないんですね。1回目勘違いして受かったと思ったわ笑
何はともあれ、2回目で無事合格できたので安心しました。
次はAWS SAAを受けようと思ってるので、一旦LPICはお休みですが、来年中にはLPIC2、3を受けようかと思います。
今年目標としていた、資格3つ取得を達成できるので良かったです。