こんにちは、文系未経験からWebエンジニアに転職成功したYUUKIです。
突然ですが、皆さんはプログラミングの勉強は普段どこでやっているでしょうか。家?コワーキングスペース?
勿論、自分が落ち着ける環境でやるのが一番でしょうが、今回僕がオススメしたいのはもくもく会への参加です。
もくもく会とは、カフェやコワーキングスペースに集まって個々が勉強したり、情報共有したりする会のことを言いますが、僕は昨年の11月以降、週1ペースでもくもく会に参加しています。
今回は、僕と同じようにWebエンジニアを目指している方向けに、もくもく会への参加のメリットと、初心者こそ参加するべき理由をお伝えします。
もくもく会参加のメリット
現役エンジニアと意見交換できる
孤独な環境でプログラミングを勉強していると
自分が勉強している内容と、目指している方向性が徐々にズレていきます。
例えば僕の場合は、自社開発のWebエンジニアとして働きたいという思いから
Progate→RailsTutorial→ポートフォリオ制作 という流れでプログラミングの勉強を進めていました。
しかし、実はWebエンジニアの種類は幅広く、フロントエンドエンジニアやサーバーサイドエンジニアなど役割は様々です。
その中で、僕は当初Webアプリケーションの表の動きを開発する「フロントエンドエンジニア」になりたいと思っていましたが、今僕が勉強している言語の「Ruby」は、サーバーサイドで使われる言語です。
以前は「Rubyを覚えてからJavaScriptやればいいんじゃない?」と軽く考えていましたが、未経験からフロントエンドエンジニアを目指すのであればそれは遠回りで、実際はHTML/CSSで模写コーディングを繰り返した後に、JavaScriptのフレームワークである「Vue.js」や「React.js」を覚えていく方が効率が良い、ということをもくもく会で聞いて初めて知りました。
さらに言えば、僕はこれまでプログラミング学習に重点を置いていましたが、実務ではDB(データベース)やネットワークの知識を深く求められることを知りました。
このように、もくもく会に参加して「現役エンジニア」の声を聞かないと、自分の目指している方向を客観視できません。
まだまだネットとリアルタイムの情報には差異がありますし、ネットで情報収集するだけでは、見えない部分が山ほどあるんですね〜。
就職に繋がる
もくもく会は個人または企業が主催していますが、個人はともかく何故企業が主催しているのか、気になる方も多いのではないでしょうか?
実は企業が主催する理由の殆どが「人材獲得」です。
IT業界が人手不足なのはご存知だと思います。そんな中で、企業は優秀な人材が欲しいと思っているので皆あの手この手で人材確保をしています。
その人材確保の手段として、「もくもく会」を開いているのです。
もくもく会を利用して人材確保なんて怖い・・・と思うでしょうが、実はこれ双方向にメリットがあるんですよ。
もくもく会に参加する人というのはモチベーションが高く、精力的に動いている傾向にあります。
となると、そこらへんの人材紹介サイトに広告出すより、もくもく会を開いて人材確保した方が、企業からしてみれば低コストで優秀な人材を探し出せる訳です。
そして参加者のあなたも、「お金を掛けずに優良な人材を獲得する優良企業」に就職できる。
「売り手」と「買い手」双方向にメリットのある会、それが企業主催のもくもく会なんです。
仲間ができる
独学でプログラミングを学んでる人の9割が挫折しますが、その理由の1つに「孤独」が挙げられます。
1人で部屋に篭って解決しないエラーと戦う・・・本当に辛いですよね。
もくもく会に参加して自分と同じモチベーションの人を見つけることで、お互い切磋琢磨できる環境を作ることが出来ます。
僕の場合はもくもく会で知り合った方とクローズドな勉強会を開いて、そこで意見交換をしあってますし、そういった「コミュニティ」に参加していることが、就活時に企業から評価されたりもします。
また、仲間がいれば就活の情報共有もできます。
「SESのみを事業にしている企業はヤバイ」だとか、「面談は私服OKでもスーツ着て行った方がいい」といった優良な情報を、もくもく会で知り合った方からゲットできました。
仲間と一緒に頑張ることで非常に大きなモチベーションを得られますし、情報共有の面でも非常に有益でしょう。
プログラミングスクールに通うのもアリ

実際にもくもく会に参加すると分かるんですが、
業界未経験からエンジニア転職に成功した方の殆どが、プログラミングスクールの受講生です。
スクールに通っていない人でも、その殆どが何かしらのIT職に就いています。
(9割ぐらいはSierかインフラ系のエンジニアです)
そんな中で、スクールに通っていない・非エンジニアがもくもく会の恩恵を受けるというのは、立ち回り的に厳しいものがあります。
実際僕の場合、初めて参加したもくもく会で「Ruby on Rails勉強しています!」「Webエンジニアを目指しています!」なんて言ったら8割ぐらいの人に馬鹿にされました。
何より現役エンジニアの会話についていけなくて辛かったです・・・。専門用語飛び交いすぎ。
プログラミングスクールに通っていれば、受講生同士で一緒にもくもく会に参加することもできるでしょうし、スクールのカリキュラムで学んだことを話すと、興味を持ってもらえることも多いと思います。
独学でこなすよりも、スクールに通った方が効率良く勉強できるのは明らかですし、挫折率も下がります。
僕は初学者の頃から無理やり参加していましたが、もしこれからもくもく会に参加したいと考えている方は、ある程度知識を身に付けた状態で行かないと相手にされないケースがあるため、事前に勉強するか、厳しそうならプログラミングスクールに通うことを勧めます。
プログラミングスクールは初心者向けに無料相談会を開いてることが多いので、ぜひ一度足を運んでみてください。通わないにしても、相談をすることで心に余裕が生まれます。
僕が実際に勉強会に参加してみて、
未経験からエンジニアを目指して転職成功した方の殆どが、以下の3つのスクール出身者でした。
この3つはカリキュラムも厳しいですが、だからこそ転職成功者も多いのだと感じます。
もくもく会に参加するには?
もくもく会募集のプラットフォームとして有名なのはconnpassです。
connpassでは、優良もくもく会の情報が数多く掲載されています。ただ、参加の際に気を付けて欲しいのはもくもく会のレベルです。
初めて参加するのであれば、素直に「初心者歓迎!」の宣伝文句で開催されているもくもく会への参加をオススメします。
下手に凄腕エンジニアが集まる会に行くと、会話に取り残されて二度と行きたくなくなりますw
プログラミングスクールに通ってカリキュラムを受講している方や、基本情報合格出来るぐらいの基礎がある方なら大丈夫かもしれませんが、余程自信家でない限りやめましょうw
僕はとあるもくもく会後の懇親会で
「あなたみたいな人がエンジニアになるのは大変でしょうけどまぁ精々頑張ってくださいね」
などと辛辣な言葉を浴びせられました。。怖いですねぇ。
初心者歓迎のもくもく会であればそんなこと言う人はいないのでご安心を。
もくもく会参加のメリットまとめ
もくもく会に参加すると現役エンジニアと意見交換できて、切磋琢磨できる仲間ができて、場合によっては就職にも繋がります。
実際にもくもく会を通じて転職成功させた方も知っていますし、自宅で1人もくもくやるよりも優秀な人が集まるもくもく会に行った方が良いのは断言できます。
その際、何かしらのグループ、例えばプログラミングスクールに通っていると興味持ってもらえることも多いですし、よりもくもく会の恩恵を受けることが出来るでしょう。